第3回未来をのぞく住宅展

デザインに懲り過ぎることなく、機能的で必然性のある美しさを あるべきと考えてます。 また街の一部である以上は個人的なものだけでなく、周囲にも貢献出来るようなデザイン性も必要だと思います。

住まいは家族それぞれがさまざまな行為を行う場所であり、同じ時間を共有する場所でもあります。家族の形を創るパートナーとして関わりあいながら設計を進めていきたいと思います。

住むことが楽しい家、のんびりできる家、派手じゃないけどデザインされた家、存在感のある家、家族のための家、自然の移ろいを感じられる家、人にも環境にも優しい家、家族が仲良く暮せる家、気持ちのいい家・・・・・・・そんな『住み心地のいい家』を作りたいと思いつつ住宅の設計をしています。

世界建築家連合・UIA関連の受賞やグッドデザインアワード受賞8回も含めて、これまでの受賞・ノミネート実績が93件に達するなど、デザインとコストパフォーマンスのバランスに大きな評価をいただいています。

クライアントの要望を基礎にして、与えられた敷地の特徴を最大限に活用することが建築家の役割だと思います。また、将来設計を伺い、その生活にプラスαの価値が生まれるような、夢のあるプランづくりを行っています。

光や風といった自然の恩恵を最大限受けながら、温かみのなかにも凛とした空気が漂う家を創りたいと思います。

住み手の営みを柔軟に受け入れる器、建物が主役ではなく、営みが主役であるような、背景としての器、を提供していけるよう、住まい手の生活スタイルやイメージを受け止めていく。

その場所で御家族が楽しく暮らせるような計画にしたいと思います。施主と設計者の意見・価値観は当初色々違うものですが、お互い理解し合って理想のライフスタイルをおくっていただけるように提案したいと思います。