第16回未来をのぞく住宅展

住まいとは個人や家族がそれぞれの使用目的を持って造られる器だと思います。それ故に効率や機能性のみが重視されがちですが、器の存在そのものが街や自然に与える影響も大切なのではないでしょうか。 クライアントと共に周辺環境と調和あるいは対峙のいずれかの手法を選択しながら、創っていきたいと思います。

「新しい住まいに引っ越す」とは「新しい人生を手に入れる」ことです。今の住まいのお悩みだけでなく、ライフスタイルすべてのサポートをさせて頂くことが私の思いです。

クライアントの好みやこだわり、予算、 敷地や環境、将来　計画などの様々な条件を踏まえ、家族のライフスタイル、事業主の事業コンセプトを生かし、資産を無駄にしない、シンプルで合理的なデザインにまとめます.

暮らす人のこだわりが反映された家であり、年月を経てより愛着のわく家であってほしいと思います。

住まいは、「人」が豊かで楽しく暮らすためにあるのだと思います。住宅という名の器を造ること自体が目的ではないはずです。設計の目的は「人と人との良好な関係」を創ることにあると考えています。家族はもちろん、隣近所の人とも仲良く暮らせる家を目指したいものです。

家には、そこに住まう方の思いが現れるものです。ご家族と共に生活を見つめ潜在的な思いも引き出し、その“思い”と“未来”を『かたち』にしていきます。家族の未来が『かたち』になった時、世界で一つの家づくりが始まります。『家を建てる方の潜在的な部分を、日々の生活や未来と結びつけることが、私の‘仕事’です』

その空間にいるとホッとするような「なごみの空間」を目指しています。強さ、便利さ、快適さをふまえた上で、家族の意見が反映された住まいこそが、良い住宅です。出会ってからイメージを広げていきますから、各々違うデザインが生まれます。設計を引き受ける条件は、私どものコンセプトを理解していただけることのみです。

住まいは、真摯にかつ楽しく生きようとする人々が、より豊かな時間と空間を持つための基本です。建築家として住まい手の皆様と、建築という行為を通じて社会と関わり、空間を分かちあっていくことの意味を考えたいと思います。住まいは最終的には住む人が手をかけ（良くメンテナンスし）輝いていくのではないでしょうか。

私たちはいつも住まわれる方の顔を思い出しながら家づくりをしています。 住まう方へのたくさんの細やかな思いやりから素敵な家はうまれると思っています。 どんな些細なことでもお聞かせくださるとうれしいです。

私たちはいつも住まわれる方の顔を思い出しながら家づくりをしています。 住まう方へのたくさんの細やかな思いやりから素敵な家はうまれると思っています。 どんな些細なことでもお聞かせくださるとうれしいです。